メトード・ローズメトード・ローズ![]() はしがき 「メトード・ローズ」という名で知られている、この「ピアノの一年生」 は、教師としてのながい経験のあとに作られたのである。 このメトードのプランは、全く斬新なものである。非常にやさしくて、そ して徐々にむずかしくなって行く。 この本は、特に小さい子供たちのために書いたもので、一歩一歩むずかし いところを克服しながら、無理なく知らず識らず上達するように書かれて いる。 子供が本を読めるようになったら(満5,6歳頃)音楽を教えはじめるが よい。その初めとして楽譜の読み方やソルフェージ(読譜聴音練習)を習 わせて土台をつくる。 このメトード・ローズは、子供に興味を持たせるように、できるだけ親しみ やすく、面白くつくるようにつとめた。 そのためにどんなに小さな予備練習でもメロディックになるようにつと めた。 楽曲のところではできるだけ多く小曲を入れた。その小曲は必ずその進度 の程度に応じたものを選んだ。 メトード・ローズはピアノの一年生に必要なあらゆる勉強の教材が集められ ているのである。 1947年 エルネスト ヴァン ド ヴェルド ジャンル別一覧
人気のクチコミテーマ
|